アナウンサーになりたい その14

マイクの前にこんなのがついているのをテレビなどで見たことありませんか？

大物歌手のレコーディングシーンとかで・・・

 

今日、収録をした時にまじまじと見つめて「金魚すくいに使えそう」と思ってしまったのですが、喋りのお仕事をしていて結構お世話になっているのに

「名前も知らないなんて・・・」と

申し訳なく思ってスタッフの方にたずねてみました。

「あ、それ？ウィンドスクリーン。料理にも使えそうな感じでしょ」って

私とは連想する他の使用目的は違いました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横顔はこんな感じ

ウィンドスクリーン・・・日本語にすると「風防（ふうぼう）」で、ぱぴぷぺぽ等の破裂音を発声する時に強く息をふきかけてしまい雑音が入ってしまうのを防ぐものです。

私は新人の頃から「今”吹いちゃってた”からもうワンテイクお願いします」とディレクターさんから撮り直しを要求される事がよくありました。

息の音が入ってしまうと「吹いた」といわれます。

その音は、もう雑音以外の何者でもありません。プロとしては出してはいけない音。

対策は人それぞれで、先輩方の中にはほんの少しマイクに角度をつけて喋る方もいれば、声量のある方だとマイクから少し口を離す方もおられます。

距離はマイクの種類にもよるので、晴れてアナウンサーになったら技術の方のレクチャーを受けて下さいね（これ、結構楽しいです。カラオケの時にうんちくを語れます）